メインイメージ

あなたの冷凍庫の使い方、あっていますか?冷凍庫の正しい使い方、保存方法を解説!

+お気に入りコラムに追加

監修:冷凍生活アドバイザー 西川 剛史(http://vefroty.co.jp/profile

冷凍庫は、今や、食生活に欠かせないもののひとつです。しかし、「食材や料理をいつ冷凍するタイミングは?」「この食品は冷凍してもいいの?」といった疑問や、「1度冷凍した食品はあまりおいしくない」という不満を抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、冷凍庫の正しい使い方や、食品をよりおいしく保存するための方法を解説します。読めばきっと、これまで以上に冷凍庫を活用したくなりますよ。

作った料理や食材を冷凍するベストなタイミングはいつ?

冷凍食品の保管だけでなく、料理を多めに作ってストックしたり、食材を長期保存したりするのにも大活躍する冷凍庫。意外と悩みどころなのが、冷凍庫に保存するタイミングではないでしょうか。
「常温や冷蔵庫で保存したのち、余ってしまった料理や食材を冷凍庫に移す」という方は多そうですが、冷凍した食品をよりおいしくいただくためには、その方法はベストとはいえません。

■実は、冷凍保存も「鮮度」が大切です!
冷凍保存は単に食品をより長く保存するための手段ではなく、食品の状態をキープするものでもあります。そのため、保存した食品を解凍後においしく味わうためには、新鮮な食材や作りたての料理を、鮮度が高いうちに冷凍するのが、もっともおすすめの方法です。「余ったら冷凍庫へ」ではなく、「すぐに食べない・使わないものは新鮮なうちに冷凍庫へ」という考え方が、“おいしく”冷凍保存するための基本なのです。

食材のおいしさを失わないための冷凍方法は?

鮮度が高い食品も、なんとなく冷凍するだけでは、おいしさはキープできません。“おいしく”冷凍するためには、冷凍の方法も重要です。

ポイントは、
(1)正しいラッピング
(2)スピーディーな冷凍
の2つです。

(1)おいしく冷凍するための正しいラッピング方法
冷凍した食品を解凍後もおいしく食べるためには、冷凍時の乾燥を防ぐことが大切です。
例えば肉を冷凍する場合、買ってきたトレイのままで冷凍庫へしまうのはNG。以下のような手順で冷凍しましょう。

1. トレイから取り出し、キッチンペーパーなどで水分をふき取る。

2. 1枚ずつ、ぴったりとラップにくるむ(細切れ肉などは1回で使いきれる量を小分けにし、できるだけ重ならないように並べてから、ぴったりとラップにくるむ)。

3. 保存袋に入れてしっかりと空気を抜く。

こうすることで、乾燥や傷みなどを防ぎ、解凍後もおいしく味わえます。

(2)スピーディーに冷凍するコツ
冷凍に時間がかかると、食品の中の水分が粒状に凍って細胞を壊してしまうため、うま味が損なわれてしまいます。

短時間で冷凍するためには、

・食材のサイズを揃える
・できるだけ平らにする

この2つを意識しましょう。

AQUAの冷蔵庫なら、フリージングボードでもっと素早く冷凍!
AQUAの冷蔵庫「FREEzing+(AQR-VT32F)」に付属しているフリージングボードは、アルミや銅など、熱電導率が高い素材を使用。上に食材を並べることで、より素早く冷凍することを可能にしています。
60℃のものまで置けるので、調理したものも熱いうちに冷凍できて便利です。冷凍してもできたてに近い鮮度をキープできるのは嬉しいですね。

冷凍保存した食品はどのくらいの期間で食べきるべき?

保存した食品が、いつまでも冷凍庫に眠っていませんか?
−18℃の冷凍庫の中では、食材が腐ることは基本的にはありません。なぜなら、細菌が活動できない温度帯が保たれているからです。とはいえ、いつまでも食品を入れっぱなしにしておくのは、あまりよいとはいえません。時間がたつにつれ、冷凍焼けやニオイ移りなどで、品質は落ちていきます。

■1カ月を目安に使いきるのがおすすめ
冷凍保存した食品をおいしく食べるには、市販の冷凍食品も自分で冷凍したものも、1カ月を目安に使いきるのがおすすめです。
月末など月イチのタイミングを決め、つど整理整頓すると、食材をしまったまま忘れることがなくなりますよ。

また、肉や魚といった鮮度が落ちやすい食材は、できるだけ2~3週間以内に食べきるようにしましょう。

冷凍保存に向く食材・向かない食材はコレ!

冷凍庫に保存できるのは、肉・魚や調理済みの食品、市販の冷凍食品だけではありません。生野菜など、意外なものも冷凍保存OK。中には、冷凍保存することで味や食感が良くなる食材もありますよ。

《冷凍保存に向いているもの》
・玉ねぎ:甘味・うま味が出やすくなる
・きのこ:うま味がアップする
・ピーマン:苦味がやわらぐ
・とうふ:弾力のある食感に変化し、味を含みやすくなる

そのほか、食パン、卵、レモン、こんにゃく、きゅうりなども、冷凍保存に適した食材です。

逆に、スプラウト系(かいわれ大根、ブロッコリースプラウトなど)や、レタス、ルッコラなどの野菜は、水分が出てしまうため冷凍には向きません。
また、マヨネーズは、冷凍すると油と水が分離してしまいます。

■こんな冷凍アイデアもあります!
工夫次第では、冷凍した食品をもっと便利に活用できます。

・冷凍トマト
トマトやミニトマトは、冷凍するとうま味がアップする野菜のひとつです。また、凍ったトマトは、わざわざ湯むきしなくても、水につけるだけで皮がむけるというメリットもあります。
さらに、冷凍トマトをおろし金ですりおろせば、包丁も火も一切使わずに、冷製スープが完成。トマトがたくさん手に入ったら、ぜひ、冷凍してみてください。

・コーヒー氷
コーヒーを製氷皿に注いで冷凍するだけの簡単なアイデアです。
アイスコーヒーを作るときにコーヒー氷を使えば、氷が溶けてコーヒーが薄まるのを防げます。グラスに入れて冷たい牛乳を注げば、あっという間にアイスカフェオレが作れますよ。

まとめ

腐りやすい食品の長期保管を可能にしてくれる冷凍庫は、生活になくてはならない便利なものです。正しい使い方や便利なアイデアを知ることで、今以上に、毎日の食生活を豊かにしてくれますよ。
冷凍の方法や、食材の向き・不向きなどを参考に、ぜひ、もっと“おいしい”冷凍保存を実践してみてください。

監修:冷凍生活アドバイザー 西川 剛史

大学在学中から冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は独立して、冷凍生活アドバイザーとして活動中。
冷凍王子としてテレビ番組「マツコの知らない世界」、「王様のブランチ」、「ノンストップ」など、その他テレビ、雑誌などに多数出演。
2016年5月には自身の著書、冷凍テクニック本「もっとおいしくなる超・冷凍術」(洋泉社)を発売。
2016年8月には家庭での冷凍テクニックを理論的に体系的に学べる資格講座として「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。
さらに、冷凍食品開発コンサルタントとして、地方の優れた食材を使った冷凍食品の商品開発にも精力的に取り組んでいる。
常に冷凍を切り口に新しい活動や事業を積極的に行っている。
http://vefroty.co.jp/profile
+お気に入りコラムに追加
このコラムにコメントする

みなさんのコメント